椿油の髪へのデメリットはある?体にも使えるって本当?

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椿油は、古くから黒髪のケアやスキンケアに使われてきた天然オイルです。

その高い保湿力や紫外線防止効果から、髪や肌に良いとされ、多くの人に

愛用されていますが、実は使い方によってはデメリットもあるのです。

「ベタつく」「毛穴を詰まらせる」などの問題が起こることも。

この記事でわかることは、

椿油とは?
椿油の髪へのデメリット
椿油は体にも使える?

どんな髪へのデメリットがあるのか見ていきましょう。

目次

椿油とは?

椿油は、ツバキ科の植物「椿」の種子から搾られる天然オイルです。

どのような油なのでしょうか。

その特徴や成分を見ていきましょう。

オレイン酸が豊富

椿油は、健康効果が高いとされるオリーブオイル以上にオレイン酸を多く含みます。

その含有量は約80〜90%にも達します。

オレイン酸は、人間の皮脂に含まれる成分と似ているため、

肌や髪になじみやすく、保湿効果が高いのが特徴です。

酸化しにくい

リノール酸などの多価不飽和脂肪酸が少なく、ビタミンEが含まれているため、劣化しにくいのが特徴です。

主成分であるオレイン酸の含有率が80〜90%と非常に高いことにあります。

オレイン酸は分子構造が安定しており、紫外線や空気中の酸素による劣化もしにくくなっています。

保湿・紫外線防止効果

髪や肌の潤いを保ち、紫外線を吸収するため、ヘアオイルやスキンケアにも最適です。

椿油は、高い保湿力と紫外線防止効果を持つ天然オイルです。

オレイン酸は人の皮脂と似た成分で、髪の毛のキューティクルを守り、

指通りを滑らかにする効果があるようです。

搾りかすの活用

搾りかすには「サポニン」と呼ばれる天然の界面活性剤が含まれ、

シャンプーや洗剤の原料としても活用されています。

サポニンは泡立ちがよく、汚れを落とす洗浄効果があるため、

シャンプーや石けん、洗剤の原料として利用されています。

特に、環境に優しい天然の洗浄成分として注目され、化学成分を避けたい人にも

サポートされています。

頭皮のクレンジングや毛穴の汚れを落とす効果があるため、シャンプーや

頭皮マッサージの際に使われ、頭皮環境の改善が期待できます。

さらに、台所用の洗剤や食器洗いの洗浄成分としても活用され、

ナチュラル志向の製品に多く使われています。

椿油の髪へのデメリット

椿油は、髪のケアに優れた効果を発揮する一方、使い方によってはデメリットもあります。

髪の毛の使い方はこちらになります。

〇洗い流さないトリートメント

タオルドライ後、毛先を中心に少量の椿油をなじませて保湿効果を高めます。

〇オイルパック

シャンプー前に髪全体に椿油を塗布し、20〜30分放置後に洗い流すことで、しっとりまとまる髪に。

〇頭皮マッサージ

シャンプー前に頭皮へ塗布し、指の腹でマッサージすることで、毛穴の汚れを浮き上がらせ、頭皮環境を整えます。

〇スタイリング剤

髪の広がりを抑え、まとまりを持たせるためのスタイリング剤としても活用可能です。

使うときの注意点

保管方法としては、開封後はフタをしっかり閉め、直射日光が当たらない場所で常温保存しましょう。

2〜3ヶ月を目安に使い切るのが理想です。

また、使用前には、腕の内側に少量を塗布し、肌に異常がないかを確認してください。

ここからはどんなデメリットがあるのか見ていきましょう。

べたつきやすい

あるあるだと思うのですがまずはべたつきについてです。

椿油は主成分のオレイン酸の分子量が大きいため、ヘアオイルとして使うと重く

しっとりした質感になります。

そのため、細い髪や軟毛の人は、髪がペタンとしやすく、べたつきを感じることがあります。

特に、髪が柔らかい人は、ほんの少量を油膜を作る感覚で使うのがポイントです。

開封後は早めに使う

開封後、時間が経つと品質が劣化し、匂いや使用感が変わる可能性があります。

多くの製品は酸化防止剤を含まず、開封後は半年から1年以内に使い切るのが理想です。

保管場所にも注意が必要で、直射日光や高温の環境を避けることが大切です。

洗面所は浴室乾燥機や衣類乾燥機の熱で温度が上がりやすいので、別の場所に保管するのが無難です。

髪質に合った使い方が大事

椿油は、髪の内部の水分蒸発を防ぐ効果があり、乾燥しがちな硬い髪や

広がりやすい髪に適しています。

トリートメントや頭皮マッサージ、ヘアスタイリング剤としても活用できますが、

細毛や軟毛の人には不向きな場合もあるため、自分の髪質に合った使い方を心がける必要があります。

これらのポイントを踏まえれば、椿油は「髪によくない」と言われることもありますが、

髪質に合った正しい使い方をすれば、デメリットはほとんどないといえそうです。

椿油は体にも使える?

椿油は、肌に含まれる皮脂成分と似ており、自然になじみやすいのが特徴です。

高い保湿・保護効果があるため、肌の水分蒸発を防ぎ、外部の刺激から守ります。

かかとの保湿ケア

お風呂上がりに乾燥したかかとに染み込ませ、しっとりとした状態をキープ

主成分であるオレイン酸は人の皮脂に近い成分のため、肌水分の蒸発を

防いで潤いを閉じ込める効果があります。

かかとのガサガサやひび割れを防ぐ使用方法は簡単で、お風呂上がりの清潔なかかとに椿油を数滴するだけ。

さらに、靴下を履いて寝ると、保湿効果があり、翌朝にはしっとりとしたかかとを実感できるでしょう。

天然成分のため敏感肌にもやさしく使えるのがメリットです。

ハンド&ネイルケア

手や爪に塗り込むことで、乾燥やささくれ予防に効果的。

ハンドケアやネイルケアに最適な天然オイルなんです。

オレイン酸が肌や爪にしっかりなじみ、保湿効果が高いため、乾燥を防ぎます。

使い方は簡単で、手を洗った後やお風呂上がりに、手のひらに数滴の椿油を取り、

手全体や爪の根元に丁寧にマッサージするようになじませます。

健康的な美しい手元を保てます。

ひじ・ひざのケア

乾燥しがちなひじやひざに塗り込んで、なめらかな肌へ。

ひじやひざは、摩擦や圧力がかかりやすく、角質が厚くなりがちな部分ですが、

椿油の主成分であるオレイン酸が肌に深い浸透し、硬くなった角質を

柔らかくする効果が期待できます。

使い方は簡単で、お風呂上がりの柔らかい肌に椿油を数滴なじませ、

優しくマッサージするだけ。

乾燥しやすい冬の季節や、ひじやひざの黒ずみが気になる人にも効果的です。

天然成分のため、敏感肌の方にも優しく使えるのがポイントです。

日常のケアに取り入れれば、ガサガサ感のないツルツルのひじ・ひざを手に入れることができるでしょう。

乳液やクリームの代わり

椿油は、乳液やクリームの代わりに使える万能な保湿オイルです。

主成分のオレイン酸は人の皮脂と似た成分で、肌にしっかりとじっくり、

水分の蒸発を防いで潤いを閉じ込める効果があります。

使い方は、スキンケアの最後に化粧水や美容液の後に数滴の椿油を手に取り、

顔全体に優しくなじむだけ

クリームのようにべたつかず、軽い使い心地が魅力です。

部分には重ねづけすることで、より保湿力が生じます。

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まとめ

今回は、椿油の髪へのデメリットについてお届けいたしました。

髪の質や使い方によりデメリットもすくなくなるようですね。

体にも椿油は使えるので試してみるのもいいかもしれませんね。

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